2012年2月28日火曜日

【子育て】産まれました。

生まれたので雑感を書いておこう。

2012年2月21日(火)

6時30分くらい
いつも通り、朝ごはんを食べる。この日はハンバーグ。弁当は作り終わってた。蓋も閉まってる。ご飯食べ終わって、ヨーグルトを食べて、皿を洗おうとしたところ、「来た!」との発言。破水が来たとのこと。トイレにすぐ駆け込んでいた。正直破水しても陣痛までは時間がかかるだろうと思ってた。

破水が止まらないみたいで、少しするとたれてくるみたい。タオルで拭いてあげた。ただ、皿が洗い終わってないので、そのまま洗ってた。病院行くと奥さんが言うので、「慌てるな、陣痛はまだ来てないから」と伝える。若干動揺しているようだった。

奥さんは、「風呂に当分入れないかも」と頭を洗い出す。こちらも皿を洗い終えて、歯を磨き、トイレに行き、頭は寝ぐせのついたまま、外出の準備をはじめる。ほんとに産まれるんかいな?と言うのが本音だった。

7時くらい
病院まで歩いて行く。距離にして200mくらいかな?それがやけに遠く感じる。通勤の人たちの中ゆっくりと
病院に向かう。途中で止まりながら。奥さんは息も絶え絶え。辛そうだった。西口玄関から入って、掃除のおばさんに緊急窓口はどこですか?と聞く。「あっちだよ」と教えてもらって、窓口に到着

7時30分くらい
窓口で、破水したことを告げる。ひげの生えたとぼけたおっさんが、眠そうに「えっと~診察券ある?」とか
聞いてくる。まぁ、夜勤なんだろうし、眠いのもしょうがないか。とぼけたおっさんはパソコンを叩いて入院手続きがあるかどうか確認している。それで窓口を出てどこかに行ってしまった。(恐らく入院に必要な書類を取りに行った)

奥さんはベンチに座るのがしんどいらしく、ずっと立ってた。すると突然変な人が登場。
「吐いた」
と一言だけ。病院の人もポカンとしてる。
「え?吐いた?」
「(うなずく)・・」
「えっと、いつですか?」
「さっき」
「そうですか・・身分証明あります?」
「(首をふる)・・」
「え?身分証明無い?えっと・・救急なので高いですよ」
「(うなずく)・・」
「2万円以上はしますけどお金ありますか?」
「ある」
「あ、はい。お金あるんですね・・」
「(おもむろに財布を取り出し、中身を見せ始める)・・」
「・・・はい。ありますね。確かに2万円」
「(うなずく)・・」
「身分証無いんですよね?」
「(うなずく)・・」
「(奥に向かって)すいませーん。なにか吐いたって言ってて、身分証無いんですけど、お金はあるから見て欲しいって」

と言うやり取りがされる。こちら奥さんはその間もずっと立ったまま。呼吸も荒い。正直、そんな奴どうでもいいだろ?って思ったけど、それと共に、窓口大変そうだなーって思ってた。すると奥から看護婦さんが登場。

「えっと、今日吐いたの?何時頃?」
「さっき、6時くらい」
「体調悪かった?」
「(首ふる)・・」
「お名前と年齢聞かせてもらえますか?」
「●● ●●、35歳」

えー!?35歳!俺より若いのか。この人どういう人生送ってきたんだろう。身分証も持ってないし、まともに話せない。このあとどうなるんだろうって少しワクワクしてきた。と言ったところで、若い研修医みたいなお兄さんが奥から登場。

「じゃあ、まずは検診します。旦那さんはこちらでお待ちください」

奥さんは検査室に入っていく。取り残された、俺と謎の35歳。35歳と看護婦の会話は続く。

「朝、どんな感じで吐いたんですか?
「いきなり、赤いのがドバーって」
「赤い?そうですか。わかりました。ところでこの病院は通ってますか?」
「(首ふる)・・」
「いつもかかってる病院ありますか?あといつも飲んでる薬も」
「中央病院、薬ある」
「中央病院ですね。今日はなんでこの病院に?」
「近かったから」
「(看護婦さんわけが分からないって顔をして)中央病院は近くじゃないんですか?」
「近い」
「わかりました。もしかしたら、かかりつけの病院に見てもらったほうがいいので、中央病院に移動してもらう可能性があります。いま確認しますので少々お待ち下さい」
「トイレどこ?、吐きそう」
「え?トイレは真っすぐ行って右にあります」
「(黙ってトイレに向かう)・・」
「・・・ちょっと中央病院に確認してみますね」

と言ったところで、ひげの生えたとぼけたおっさんが、車椅子をもって登場。やっとかよ。奥さんも検査室から出てきて、車椅子に乗ることに。けっこうしんどそうだ。謎の35歳に後ろ髪をひかれつつ、ついて行くことに。6Fへ。新生児フロア到着。看護婦が出てくる。

「じゃあ旦那さんはこちらのロビーでお待ちください」

奥さんは車椅子で奥に連れて行かれる。朝早いのでロビーには誰もいない。シーンとしてる。とりあえず待つことに。待ちぼうけが多いと思って、読みかけの「逆説の日本史」を持ってきて良かった。読み始めることに。10分・・20分・・あれ?ぜんっぜん呼ばれない。これどうしたらいいんだ。本もそろそろ読み終えそうだ。

と思ったら、奥さんからメールが。

「お母さんにメール入れといて」

8時くらい
はいはい。了解しました。この時点で8時くらいだったかなー。とりあえず電話を入れてみる。破水して、陣痛はまだっぽいけど、病院に入った旨を伝えることに。ただまだ産まれるか分からないので少し待機でお願いします。と伝えた。

「伝えたよ」
「ありがとう」
「おれどうしたらいいか聞いてみてくれない?」
「はい」

と奥さんとメールのやり取りを行う。
すると、少しして看護婦さんが呼びに来た。普通にナースステーション横にあるベットに通される。点滴してた。息は荒くて、苦しそうだった。少し一緒にいたけど特に変化が無い。看護婦さんに聞くと、まだ産まれるかどうか分らないとの事だった。

そこで、会社に連絡と昨日やり残した仕事をするためにいったん帰宅することにした。こういう時、病院に近いってのは便利。帰ると、風呂入って、会社に勤怠メールを送って、何社かにメールを送った。すると義母がすでにこっちに向かってるとのこと。

「フライングだ」
と思ったんだけど、もう向かってるみたいだからまあいいか。少し急いで用意する。カメラを忘れないように充電して、SDカードを持った。「到着しました」ってメールがあったので急いでマンション1Fロビーに向かう。義父母と合流して、病院に向かうことに。

9時30分くらい
病院に到着。看護婦に聞くと、すでに陣痛室に入ったとのこと。ここには入れないらしい。陣痛室で様子みて、分娩室に入るとのこと。義父母と待機することに。。1時間ほど待つが変化無し。義父母には申し訳ないので、コーヒーでも飲みに行ってもらうことに。

10時30分くらい
コーヒーを飲みに行ってもらったので、一人ぼっちに。ロビーには徐々に人が増え始めてきた。携帯で会社メールを確認しつつ、指示できる内容にはメールを送る。写真を撮る用にSDカードの整理をはじめる。この時、一度看護婦さんが状況を説明しに来てくれた。順調に子宮が開き始めているらしい。子供が下がってきている証拠ですと。あと2時間くらいで産まれる可能性もありますと言っていた。

11時くらい
義父母が帰ってきた。コーヒーを買ってきてくれたので飲んでいると、再び看護婦さん登場。
「旦那さん立ち会いますよね?」
「はい」
「じゃあそろそろ入って下さい」
「はい」
と言うわけで、分娩室に入る。

ところが、入った途端、獣のような叫び声が。
「ウガーーーーーーーーーーーー」って感じ。
「??あれ、動物の鳴き声じゃ無いですよね?ウチのですか?」
「はい」
「ウガーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「・・・すげーな」

先に入った看護婦さんが慌てている。
「やっぱり旦那さんに入って欲しくないって」
「え?」
「え?」
「いや、大丈夫です。入っちゃいます」
「あ、はい。じゃあもう一度だけ奥さんに聞いてきますね」
「・・・」
「入って良いそうです!」
「はい。ありがとう」

エプロンみたいなのを着て、手を消毒して分娩室に入る。
「うぅーーーーーーーーーがーーーーーーー」
「・・・おい、大丈夫か?」
「痛いーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

すげーな。出産。こんな叫び声あげるくらい痛いのか。
大変だ。こちらができるのは手を握るぐらいなので、そうすることに。

「はい、いきんでー」
「声出さない。目をつぶらない」
「一回の陣痛で、4回はもったいない。2回ぐらいのいきみに」
「おへその方を見て」
「レバー持って」
「頭見えてきてるよー」
「今回が最後と思って、いきんでいこう!」

この繰り返しかな。
こちらも慣れてきて、いきみそうになったら、枕を持ち上げておへそをみやすくしてあげてた。

奥さんは、

「痛い」
「疲れた」
「暑い」

の繰り返しだった。疲れるはずだわ。

11時48分
とうとう、ご対面の時。
「いいよーいきんでー」
「きたきた!」
「あー出てきたよー」
と言う助産師さんの言葉通り、11時48分に子供が生まれた。

立ち会ってる時はポケットにiPhoneが入っていたのでこれで撮ればいいと思ってたら、助産師さんが、
「カメラ持ってますか?」と。
「え?」
「持ってないんですか?」
「え?持ってきていいんですか?」
「はい!」
「え、あっ、じゃあ・・・」
「ご両親ロビーにいらっしゃいますよね?私取ってきます!」
と走る助産師。

その間に産まれました。こういう理由から生まれたばかりの写真はiPhoneが中心で、それ以降は一眼レフで撮ったものが中心となっております。

正直立ちあうの嫌だなと思ってたけど、こんな経験はそう無いので立ち会って良かった。子供の生まれた瞬間に立ち会えたのは良かったなぁと思う。これロビーに待機してたらまったく分からないし。

まだへその緒もついてる。ゼリーみたい。血まみれ。まず取り出した子供の口に溜まってる羊水を吸い出していた。ゴボゴボ言っている。助産師さん手際が良い。それで軽く拭いて奥さんの横に置く。ちっちゃい。ちっちゃい声で泣いていた。泣いてる。感動だ。

さっきまで腹の中にいたのに、髪も爪もある。泣いてるし。目は開いてない。瞑ってる。
小さい。
体重が2,850gかな。体重を測る装置が「0」を示さないので、なかなか測れなかった。しかし小さい。名前はまだ無い。

その後、奥さんの両親に子供を見せて、注射をするとのことでいったん分娩室から出ていった。奥さんは産んだ後開いた部分を縫っていて、「痛い、痛い」って言ってた。喉乾いたってことで、アクエリアスを買って飲ませた。

ぐったりしていた。疲れ果てたって感じ。少したつと子供が戻ってきた。写真を撮りまくった。目が開いてないんだけど、写真の時は少し開いてくれた。かわいいな、こいつ。その後、子供をもう一回預ける。分娩室で話をしていたけど、なんかこのままっぽいのでいったん出ることに。

14時くらい
奥さんの両親と昼ごはん&買い出しへ。外に出ると、天気がものすごく良かった。この季節にしてはポカポカ陽気だった。2012年02月21日はとても穏やかな日だ。親になった実感があまり無いまま歩く。

昼食はそばを食べて、デパートで高そうなイチゴを買って、いったん家に寄ることに。携帯の充電とか、ブラシとかを持ってもう一度病院へ。奥さんは分娩室から病室へ移動していた。窓際、景色がいい。動けないみたい。少し動くと、Σ(゚Д゚ υ) イタ!!って言ってた。

新生児閲覧所があって、動物園みたいに窓越しに子供を見ることができた。ちっちゃい顔で、寝ていた。おとなしい。とにかくちっちゃい。他の親御さんやご両親などたくさんの人が見に来ていた。

少し話して、こちらも疲れたので帰ることに。奥さんも寝るってことで、
いったん解散。帰ることにした。




子供へ。お疲れ様でした。今後もよろしく。

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